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【世界銀行東京事務所 Eニュース 622号 】「ビジネス環境の現状」、「一次産品市場の見通し」発表、他

世界銀行東京事務所 Eニュース 第622号 2018年11月5日 発行 http://bit.ly/tL300Q

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<目次>
(1) 「ビジネス環境の現状」: ビジネス環境改善に向けた改革、世界全体で過去最高の314件に
(2) 米国の生産制限緩和により、2019年の原油価格はわずかに上昇:世界銀行予測
(3) セーシェル、世界初のソブリン・ブルー・ボンドを発行 持続可能な海洋・漁業プロジェクトを支援
(4) IFC東京事務所、シニア・コミュニケーションズ・オフィサーを募集(締切:2018年11月27日)
(5) セミナーのお知らせ
(6) 主なニュース
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(1) 「ビジネス環境の現状」:ビジネス環境改善に向けた改革、世界全体で過去最高の314件に

10月31日に発表した報告書「ビジネス環境の現状2019:改革を支える研修(Doing Business 2019: Training for Reform)」の中で、各国政府がこの1年間で、官僚主義を改め国内の民間セクターの参加を促すために過去最高の314件のビジネス改革を実施したと指摘しました。
世界銀行グループが毎年行う、企業の設立・経営を容易にするビジネス環境を対象とした年間総合ランキングでは、ニュージーランド、シンガポール、デンマークがそれぞれ2年連続で1位、2位、3位を占め、香港特別行政区、韓国、ジョージア、ノルウェー、米国、英国とマケドニア旧ユーゴスラビア共和国が続いています。

プレスリリース: http://wrld.bg/v98C30muFoW
報告書全文、関連データ: http://wrld.bg/pVar30muL9s (英語)。



(2) 米国の生産制限緩和により、2019年の原油価格はわずかに上昇:世界銀行予測

10月29日に発表した「一次産品市場の見通し」2018年10月版において、世界規模で広がる貿易摩擦がエネルギー以外の一次産品の価格を下落させ、2019年の価格見通しの下方修正につながっていることが指摘されました。
原油価格は2018年の1バレル当たり推定平均72ドルからわずかに上昇して2019年は平均74ドルとなり、金属価格については2019年も全般的に安定が続くとの見通しです。石油、天然ガス、石炭を含むエネルギー価格は、2018年に前年比で平均33%上昇した後、2019年には概ね安定して推移すると見られています。

プレスリリース: http://wrld.bg/PdLl30muFEm
報告書: http://wrld.bg/EsZb30muFps (英語、PDF)



(3) セーシェル、世界初のソブリン・ブルー・ボンドを発行 持続可能な海洋・漁業プロジェクトを支援

セーシェル共和国は29日、持続可能な海洋・漁業プロジェクトの支援を目的とする画期的な金融商品、ソブリン・ブルー・ボンドを世界で初めて発行しました。ブルー・ボンドにより調達された資金は、海洋保護区域の拡大、漁業権優先割当てにおけるガバナンスの改善およびセーシェルのブルー・エコノミーの開発支援を目的としたグラントと融資として提供されます。

プレスリリース: http://wrld.bg/Vw3H30muFpG



(4) IFC東京事務所、シニア・コミュニケーションズ・オフィサーを募集(締切:2018年11月27日)

国際金融公社 東京事務所では、シニア・コミュニケーションズ・オフィサー(コンサルタント契約)を募集しています。詳細は以下のリンクをご覧ください。

詳細:http://wrld.bg/dKGg30muFoC (英語、PDF)

■勤務形態:Short-Term Consultant(年間150日勤務)
■勤務開始日:2019年1月(応相談)
■待遇:IFCの所定に基づく
■応募方法:英語CVと志望動機(カバーレター)を IFCTokyoNews@ifc.org までご送付ください。
■締切:2018年11月27日
■お問合せ:IFC東京事務所 03-3597-6657 / IFCTokyoNews@ifc.org



(5) セミナーのお知らせ

■新興・途上国におけるインフレーション:要因と政策
世界銀行セミナー

日時: 2018年11月7日(水)午後4時30分~6時
場所: 世界銀行東京事務所 http://ow.ly/Ok6kd
内容:新興・途上国の文脈でグローバルおよび各国におけるインフレーションの変容要因、期待、為替のパススルー、政策的含意について分析を行う初めての報告書「新興・途上国におけるインフレーション:要因と政策」の発表セミナーを開催いたします。
詳細・お申込み: http://wrld.bg/yHbS30muFpU


■東アジア・大洋州地域 半期経済報告書:不確実性を乗り切るためには
モーニングセミナー(第20回)

日時:2018年11月8日(木)午前7時45分~8時45分
場所: 世界銀行東京事務所 http://ow.ly/Ok6kd
内容:東アジア・大洋州地域の経済概況と展望をまとめた半期報告のポイントをご紹介し、皆様からのご質問にお答えします。
詳細・お申込み: http://wrld.bg/aieF30muFq8


■世界銀行東京開発ラーニングセンター:第7回アジア・スマートシティ会議開催

日時:2018年11月14日(水)午前8時30分~午後4時30分、11月15日(木)午前8時30分~午後5時
場所:ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
内容:世界中の国々から参加者が集まり、包括的かつ強靭で、持続可能な都市を創出するためにこのような革新的技術をどのように活用できるかを議論、提案します。
詳細・お申込み:http://wrld.bg/znrx30mnD9q



(6) 主なニュース

■報告書:水上太陽光発電が再生可能エネルギーの新しい境地を開く
世界銀行グループとシンガポール太陽光エネルギー研究所(SERIS)がまとめた初の水上太陽光発電システムに関する市場報告書によると、水上太陽光発電パネルの導入容量は、2014年末には10メガワット、2018年9月には1.1ギガワットとなり、4年足らずで100倍以上に増加しました。 報告書は、水上太陽光発電の潜在力が、控えめな仮定の下でも、2017年末の全世界の太陽光発電の総容量に相当する400ギガワットになると推定しています。

プレスリリース: http://wrld.bg/Ov3M30muFqv (英語)


■バングラデシュ:貧困層に対する現金給付プログラムの近代化を支援
10月28日、 バングラデシュ政府と世界銀行は、高齢者、未亡人および障害者を含む主要な現金給付プログラムの透明性と効率性を向上させるために3億ドルの融資に合意しました。現金給付近代化プロジェクトは、社会福祉局(DSS)が受益者特定、プログラム管理、給付支払いの改善を通じた現金送金を使用し、国の4つの主要な社会保護プログラムの近代化を支援します。この支援により、同国の最も貧しい人々650万人以上が受益する見込みです。バングラデシュは現在、国際開発協会(IDA)の最大の援助受入国です。

プレスリリース: http://wrld.bg/6Btb30muFv0 (英語)


■報告書:開発途上国における成長を促進するには生産性が重要なカギ
世界銀行は、貿易、人的資本、イノベーションの分野におけるアプローチと政策提言に取り組み、生産性を研究するための新しい診断分析ツールを発表しました。報告書「生産性の再考:分析と政策におけるパラダイムシフト(仮題)」では、民間セクターの成長を促進するための政策は、資源を最も生産性の高い企業にふりわけるだけでなく、生産性、品質、既存の基盤の改善や、新しい展開も必要だと指摘しています。

プレスリリース: http://wrld.bg/Ul8t30muFBD (英語)