世界銀行財務局について

 

世界銀行財務局は60年以上にわたり、世界銀行(国際復興開発銀行)の資金調達を行ってきました。世界銀行の基幹業務である発展途上国向けのローンは世界銀行が発行する世銀債を購入する投資家によって支えられており、世界銀行財務局は世銀債に係る全ての業務を管轄しています。また世界銀行の流動性資金や年金の運用も行っており、ALM管理においても重要な役割を担っています。このため世界銀行財務局は堅実かつ斬新な起債を行う発行体、かつ投資家/リスク管理の側面においても市場から高い評価を受けています。このような資金の調達、運用、管理における長年のノウハウを活用し、発展途上国向けのローン業務にも活かされており、最新の各種金融手法を駆使して発展途上国の資金調達を中心とするニーズにきめ細かく対応しております。


加盟国の資産管理支援業務について

近年の世界銀行財務局の総運用資産は700-750億ドルにも達しています。その内訳は、すぐに使用することができる流動性資金(現金)、年金基金、中央銀行の資金等、多岐に渡っています。資産管理業務では最新のポートフォリオ理論とリスク管理システムを導入し、発展途上国政府からの研修生受け入れによるトレーニングのサービスも提供しています。世界銀行財務局の資金運用は市場インデックス比プラスの実績を巧みなリスクコントロールによって長期に渡り達成しており、市場から高く評価されています。

世銀債-世界銀行の資金調達業務

世界銀行の資本市場からの資金調達額(借入額)は年間250-350億ドルに達しており、起債通貨数も20以上と多岐に渡っています。これまでに世界銀行が発行した世銀債の通貨数は49通貨で、新たな債券市場の開拓に貢献し、多くの投資家から高い評価を受けてきました。世銀債発行に際しては金利ならびに通貨スワップを駆使するため、世界銀行財務局はスワップ市場でも頻繁に取引をしており、その規模は年間300億ドル、残高は2,500億ドルにも達しています。

加盟国の資金調達とリスク管理

発展途上国には、継続的な資金調達、保証取引、金融リスクヘッジ、災害リスクヘッジ等、国の発展のため対処しなければならない様々な金融取引ニーズがあります。この分野でも世界銀行は様々な金融手法を開発し、多くの発展途上国に先進的な金融技術を伝授してきました。世界銀行財務局のスタッフが直接各国政府関係者と話し合い、国ごとのニーズに個別に対応しています。

加盟国の債務管理支援

発展途上国の公的債務の管理、ならびにALM管理(債権債務管理)についても、専門の部隊が幅広いサービスを提供しています。具体的には リサーチ業務や、 ワークショップの主催、人材育成のイベント、等様々なサービスを発展途上国に提供しています。